薬剤師のブログ

こんにちは、野村クリニックの薬剤師です。
湿気の多い季節となりました。
こんな季節は、カビやダニが増殖する嫌な季節です。
なので、今回は季節がら増殖しやすい「カビ・ダニ」対策について調べてみました。
<カビ・ダニが増殖すると何が悪いのか>
カビは胞子を出すため、ほっておくと部屋の中がカビの胞子で満たされるため、呼吸をするだけで、体の中に入ってきてしまいます。
また、ダニはその死骸や糞便がホコリにくっついたり、そのまま空気中を漂ったりしますので、これらも呼吸するだけで体の中に入ってきます。
これらの異物に対して、免疫が体の防衛のために働くため、結果としてアレルギー症状としてあらわれてきます。
具体的には、ぜんそく、咳、痰、倦怠感、息切れなどです。
なので、「ちょっとした風邪かな、ほっとけば治るかな?」と思い放置していると、
呼吸困難で救急搬送された方がいるそうで、、、、
ちょっと注意した方がいいかもしれません。
部屋の掃除をしても咳や痰、倦怠感、息切れが治らない場合は、医療機関を受診することをお勧めします。

<カビ・ダニ対策>

では、いったいどんな対策をすればいいかなのですが、厚生労働省のリーフレットにわかりやすいものがありましたので、参考にされてください。

カビ対策について

ダニ対策について

結局のところ、換気と寝具の洗濯、部屋の掃除が大切なのだとわかりました。
つまり、気分転換に部屋の掃除と模様替えを行うと、案外カビ・ダニ対策になりそうなので
時間のある時に、寝室だけちょこっと模様替えしてみるのはいかがでしょうか?

以上、薬剤師の独り言でした。

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