感染者数の増加率がやっと鈍化してきました。
まだまだ油断はできませんが、もうじきピークになり、減少するのではないでしょうか
と聞いたと思ったら、
感染者数が25万人を超えました。
5歳から~17歳のワクチン接種は努力義務です。
まだまだ世間はコロナの話題で持ちきりです。
こんにちは、野村クリニックの薬剤師です。
今回は「熱中症になった時の対処法」をテーマにするつもりでしたが、
コロナの猛威が止まらず、
野村クリニックの電話も鳴りやみませんでした。
そこで、更なる専門家集団の感染症学会の提言についてお知らせしようと思います。
「限りある医療資源を有効活用するための医療機関受診及び救急⾞利用に関する4学会声明」
< 新型コロナウイルスにかかったかもしれないときの対応法は >
<① 軽症の場合>
「・飲んだり食べたりできる
・呼吸が苦しくない
・乳幼児で顔色が良い、といった症状の場合」
症状が軽い場合となります。
自宅療養を続けられます。
(※ただし、65歳未満で基礎疾患や妊娠がなければという条件つきで可能となります。)
医療資源に限りがあるため、有効活用の観点からも、あわてて検査や医療機関への受診は避けてください。
<② 重症の場合>
「・水分が飲めない
・ぐったりして動けない
・呼吸が苦しい
・呼吸が速い
・乳幼児で顔色が悪い
・乳幼児で機嫌が悪くあやしてもおさまらない、といった症状の場合」
症状が重い場合となります。
また、
「37.5℃以上の発熱が4日以上続く場合」
「65歳以上の方」
「65歳未満で基礎疾患がある、または妊娠中、ワクチン未接種の方」
これらに該当する方がコロナの感染に気がついたときは、
早めに医療機関を受診してください。
<③ 救急車を呼ぶ場合>
〇顔色が明らかに悪い
〇唇が紫色になっている
〇表情や外見等がいつもと違う
〇様子がおかしい
〇息が荒くなった
〇急に息苦しくなった
〇日常生活で少し動いただけで息苦しい
〇胸の痛みがある
〇横になれない
〇座らないと息ができない
〇肩で息をしている
〇意識がおかしい(意識がない) などがあります。
このようなときは、救急車を呼ぶことをためらわないでください。
救急⾞の利⽤の⽬安については
「救急⾞利⽤リーフレット(⾼齢者版,成⼈版,⼦供版)
また、判断に迷う場合は普段から体調を把握しているかかりつけ医に相談してください。
とのことでした。
<また、「オミクロンにかかった時どんなことが普通起こるのか」について>
オミクロン株に感染すると、
平均3日間で急性期症状(発熱・のどの痛み・鼻水・咳・全身のだるさ)が出現します。
しかし、そのほとんどが2~4日で症状が軽くなります。
よって、症状があらわれた場合は、まず、仕事や学校を休んで自宅療養をはじめてください。
できるかぎり外出は避けてください。
とのことでした。
飲食ができるうちは割と軽症なんだ、、、と思いましたが、
一通り目を通して、これからも感染症対策を頑張っていこうと思います。
以上、薬剤師の独り言でした。