薬剤師のブログ

延岡の水曜日の感染者数の発表が先週と比べて減少しています。
前回お伝えした延岡の新規感染者数の人数が372人でした。
しかし、今回は141人に減少しています。(※R5.1.18現在)

「ピークを脱した!」と一部で言われているのを耳にするようになりました。
お薬を患者さんに渡す量からも、コロナは減った!と思いたかったのですが、
インフルエンザの流行が続いているせいか、患者さんに渡すお薬の量はあまり減っている感じがありません。
コロナにも、コロナ以外の感染症にも負けないように、しっかり感染対策をしていこうと思います。
こんにち、野村クリニックの薬剤師です。

今回のテーマは、「散歩」です。

なぜなら、維持傾向だった体重が、増加傾向に方針を変えたからです。
ここのところの睡眠不足によると考えたいのですが、
結論として増えているので原因が分かっても意味がありませんでした。

そこで、せめて「散歩」で体重を減らしていこうと思い、どのような散歩が減量につながるか調べてみました。

<「散歩(つまりウォーキング)」とは>
有酸素運動の一種で、
1時間で4.5~5.1㎞くらいの速さで、3.5METs
1時間で5.6㎞くらいの速さで、4.3METs
1時間で6.4㎞くらいの速さで5.0METs ぐらいになるそうです。

※METsとは:
安静に座っている状態(普段の生活の状態)を1METsとして、
様々な活動が、その状態の何倍のエネルギーを消費しているかを示した、
活動の強さを図るための物差しの一つです。
厚生労働省は、「1週間に23[METs・時/週]の身体活動を行う事」を提唱しています。
具体的に言うと、3METsの散歩を1週間毎日1時間歩いても足りないことになります。
なぜなら、3[METs] × 1[時間] × 7[日] = 21[METs・時/週]にしかならないからです。

つまり、23METsを目標にすると
1時間で4.5~5.1㎞くらいの速さで毎日歩いた場合、毎日1日56.3分は散歩が必要に、、、
1時間で5.6㎞くらいの速さで毎日歩いた場合、毎日1日45.8分は散歩が必要に、、、
1時間で6.4㎞くらいの速さで毎日歩いた場合、毎日1日39.4分は散歩が必要に、、、、、なります。
ちなみにジョギングだと、
時速8キロで8METsつまり、毎日24分のジョギングが
時速10.8キロで11METsつまり、毎日17.9分のジョギングが
時速14.5キロで15METsつまり、毎日13.1分のジョギングが必要になります。

また、これらを実行できたとしても、2週間~3か月ぐらい続けないと、
実際に体へ影響が出始めないそうです。
ただし、内臓脂肪については、このMETsが1週間に10を超える状態を継続していると、
1か月で内臓脂肪が1%~2%減少したそうです。

できることから始めようと思います。
今は無理でも、いつかは1週間に23METsがあたりまえにできたらいいなぁと思いながら、
ぶらぶら早歩きで散歩しようと思います。20分くらい。

以上、薬剤師の独り言でした。

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