延岡の水曜日のコロナ感染者数の発表が先週と比べて減少しています。 前回お伝えした延岡の新規感染者数の人数が56人でした。 しかし、今回は31人に減少しています。(※R5.2.8現在) 先週増加した時には、また再拡大するのかと、きがきではなかったのですが無事減少傾向となってホッとしました。ただし、インフルエンザの感染拡大が進んでいるようなので、感染対策はしっかり行っていこうと思います。
こんにちは、野村クリニックの薬剤師です。 今回のテーマは「Ⅰ型アレルギー」です。 なぜなら、最近くしゃみをすることが増えたからです。 マスクをして対策をしているのに、、、、 要するに、花粉症の症状がじわじわと出てきている気がするのです。 なので、花粉症対策をはじめようと考えたのですが、 何をすればいいかいまいちピンときません。 そこで、花粉症とは何なのか調べると、 花粉症とは、花粉を原因とするアレルギー性鼻炎の一種なんだそうで、 ということは、花粉症対策をするにはアレルギーについて知っていたらお得かな?と思い調べてみました。 とは言えアレルギー全てでは関連することが多く、奥が深すぎるので、 花粉症に関係するⅠ型アレルギーについて調べてみました。 そもそもアレルギーとは、 体にとって異物である物に対して働く免疫が、 異物だけでなく人間の体にも攻撃して障害を起こしている状態の事だそうです。 このうち1型に分類されるⅠ型アレルギーは、 即時型アレルギーとも呼ばれていて、 30分以内(多くは数分から10分)で症状が引き起こされるそうです。 出現する急性症状は、 〇気道の収縮と粘液分泌促進による 鼻炎 呼吸困難 ぜんそく 〇血管透過性の促進による じんましん 下痢 嘔吐 腹痛 など これらの症状が引き起こされるそうです。 Ⅰ型アレルギーの起こる仕組みは まず、アレルギーを起こす物質(アレルゲン)によって、IgEが免疫によって作り出され、 IgEが体に影響を及ぼす物質(ケミカルメディエーター(ヒスタミンなど))を蓄えているマスト細胞にくっつきます。 次に、再度アレルギーを起こす物質(アレルゲン)が侵入し、 マスト細胞に結合している近くにある別々のIgEとIgEに、 橋渡しのように結合すると、刺激がマスト細胞に伝わり、 マスト細胞が、体に影響を及ぼす物質(ケミカルメディエーター(ヒスタミンなど))を分泌します。 このケミカルメディエーター(ヒスタミンなど)によって、 ・気道の収縮 ・粘液分泌の促進 ・血管透過性の上昇がおこり、 アレルギー症状が起こる。という仕組みだそうです。 なので、花粉症の対策をするには、 アレルゲンを体に入れないように、 マスクをする 外に出たら玄関で花粉を落とす などがよさそうです。 また、ケミカルメディエーターが出ても体が反応しないように かかりつけ医から、抗ヒスタミン薬を事前にもらっておいて飲み始めておくことも対策になりそうです。 抗ヒスタミン薬は、個人差がありますが眠くなるものもあるので、 あまり進んで飲みたいとは思えないのですが、 マスクや眼鏡で花粉から身を守りつつ、 抗ヒスタミン薬を適切なタイミングで予防のために飲み始めようと思います。 以上、薬剤師の独り言でした。