薬剤師のブログ

延岡の水曜日のコロナ感染者数の発表が先週とくらべ増加しています。
前回お伝えした延岡の新規感染者数の人数が0人でした。
今回の発表は7人でした。(※R5.5.3現在)

残念ながら、増加してしまいましたが、一桁代を維持しています。
このまま、感染拡大につながらないように、できることをできる限り続けていこうと思います。
こんにちは、野村クリニックの薬剤師です。

今回のテーマは、「マグネシウム」です。
なぜなら、マグネシウム多めの食生活だからです。
マグネシウムといえば、酸化マグネシウムという薬は、
胃酸を中和したり、便通を良くしたりする目的で使用されるお薬です。
が、そのマグネシウムをこんなに食べて大丈夫なのだろうか?と
ふと気づいて、不安になったのです。
今日は割と体の中にたくさんあるのに、あまり知られていない
「マグネシウム」について調べてみました。
<マグネシウムは>
化学元素番号12番のアルカリ土類金属に分類される物質です。
「にがり」なんかに多いと言われています。
生体内では約50%~60%がリン酸塩や炭酸塩として骨に沈着しており、
残りの約40%は筋肉や脳、神経に存在しています。
この40%が多くの酵素を活性化して生命維持に必要なさまざまな代謝に関与しています。
主に小腸で吸収され、腎臓で排泄されます。
腸管からの吸収は、ビタミンDによって促進、カルシウムやリンによって抑制されます。
食事による過剰症の報告はありません。
とのことです。

難しい、、、
要するに、いろいろな体の機能に関与している物質だという事だと思います。
とりあえず、食べ過ぎて悪いことが起こることはないようです。
なので、マグネシウムの働きについても調べてみました。
<マグネシウムの働き>
300種以上の酵素の働きを助けており、
エネルギー産生機構
栄養素の合成・分解
遺伝情報の発現
神経伝達
筋肉の収縮制御
血管の拡張
血小板の凝集抑制 などもあります。
とのことでした。

以外に重要な働きをしていました。

ちなみに欠乏症になると、
不整脈が発生して、長期になると虚血性心疾患や動脈硬化のリスクが上昇するそうです。
そのほか、吐き気、精神障害、筋肉のけいれんがあるそうです。
生活習慣病への関与も研究中だとか

過剰症になると、
下痢、また、マグネシウムを含んだ薬剤などを医師の指示を無視して大量使用した場合では、血圧低下、吐き気、心電図異常、などがあったそうです。
とはいえ、食事程度ではあまり害がなさそうでなによりでした。
ちょっと、マグネシウムを使ってみたくなったので、マグネシウムを多く含む食品についても調べてみました。
<マグネシウムを多く含む食品には>
あおさ
あおのり
わかめ
てんぐさ などなど

海藻だけになりました。
一応、魚介類や穀物、野菜類、豆類に多いそうですが、、、

とにもかくにも、多いのが海藻だったので、インスタントお味噌汁を買ってきて、
マグネシウムを補充し、ちょっとけだるい1日を改善してみようと思います。

以上、薬剤師の独り言でした。

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