薬剤師のブログ

こんにちは、野村クリニックの薬剤師です。

今回のテーマは「熱中症対策」です。
とはいえ、熱中症対策はいろいろあり過ぎるので、どれから始めていいかわかりません。
なので、熱中症の最大の原因、体の温度が上がっているのを何とかするにはどうすればいいかを考えてみます。

<まず、熱中症の状態とは>

体の外からもらう熱は多いのに、体から熱を放出するのは難しいという状態が熱中症の状態です。

よって、対策をするには、
〇体が外からもらう熱を少なくする。
〇体から熱が放出できるようにする。 の二つに絞って対策をするとうまくいきそうです。

<対策について>

環境省がわかりやすいリーフレットを作成していました。こちらを参考にされてください。
環境省:熱中症予防のポイントより
https://www.wbgt.env.go.jp/heatillness_pr.php#keypoints
リーフレットを参考に対策を考えると、

<〇体が外からもらう熱を少なくするには>

・日光を遮り、風通しをよくする
・すだれなどを活用して日差しを和らげる
・不要不急の外出は控え、できる限り、冷房の設備が稼働しているところへ避難する
など
これらのことが、外からもらう熱を減らすのに役立ちそうです。
次に、

<〇体から熱が放出できるようにするには>

・のどが渇くまえに、水分と塩分の補給をする
・無理な節電はせずに、冷房を夜もしっかり使用する
など
これらの事が、体から熱を放出するのに役立ちそうです。
今年は冷夏と聞いていますが、外に出ると暑さで参ってしまいそうになる今日この頃です。
しっかり、冷房を使って、体を冷やし、日よけを使って日差しをやわらげ、始まろうとしている夏を乗り切れるよう頑張ろうと思います。

以上、薬剤師の独り言でした。

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