日中暑くて、長袖を着るとまだまだ袖をまくりたくなるような暑さを感じますが、夜になるとひんやりとして心地いい日々が続いています。 まさに、季節の変わり目なので、風邪をひかないように気を付けたいと思います。 こんにちは、野村クリニックの薬剤師です。 今回は、「脂質」についてです。 脂質といっても、いろいろな成分があります。 よく特定健診のときに「気を付けてくださいね」と言われるのは 〇コレステロール 〇中性脂肪(トリグリセリド) なんてものがありますよね。 健康にいいからとサプリメントになっているのは、 多価脂肪酸のDHAやEPA ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK なんてものもありますが、これも脂質です。 ただ、特定健診で気をつけろと言われても、 「どれだけの量までならコレステロールを含むものを食べてもいいの?」と疑問になります。 今回これについて調べてみました。気になったので、、、 ですが、実は、調べてみましたが研究の結果「よくわからない」が結論のようです。 なぜなら、コレステロールは、 体内で糖からできるアセチルCoAを材料にして肝臓で合成されているからです。 なので、食事をしてコレステロールが摂取できない場合は、肝臓からコレステロールが作り出され、血液を介して体全体に送られるそうです。 まぁ、細胞を取り囲んでいる細胞膜の成分なので、体に足りない状態は生命にかかわるから当然なのかもしれません。 なので、いつもなら対策を考えるのですが、、、個人差が大きすぎて、対策になりません。 一応、厚生労働省の日本人の食事摂取基準(2020年版)では、 できる対策は、統計的な調査の結果より、 脂質異常症の重症化予防の目的で、1日に200㎎未満にすることが望ましいそうです。 つまり、1日に卵1個とか、シュークリーム1個とか、牛肉肩ロースは200gとかになります。 ※ ソーセージやベーコンは350gまではいけそうです。 ・・・・どうするかは、個々人にお任せしたいと思います。 私は・・・しっかり検査を受けてから考えようと思いました。 以上、薬剤師の独り言でした。